相続財産管理人というのは、財産を相続する人がいない場合や、辞退してしまって誰も相続をしない場合に、家庭裁判所の裁量で指名される相続財産の管理人のことで、個人がなくなった場合には、日本の場合には妻や子に相続権がありますが、債権などがある場合には相続をしないで財産を放棄してしまうことがあります。この場合には相続財産管理人を決めて、その人が財産の管理をして、相続財産を債権者にどのように分配するかを決めたり、あまった財産に関する取り扱いなどを決めます。
将来的には、財産の放棄だけではなく、財産を相続する人が見つけられないケースが増加することが予想されているので、後見人制度の見直しを含めた議論が必要であるとされています。
また地方では空き家の管理に関する問題が起きていて、これを放置することによって、火災などが起きた場合の責任の所在がわからないことや、犯罪などに利用されることなどが考えられていて、さらに整備されていない空き家が増えることで、その地域の土地の価格が下がってしまうことなどがあるので、地方自治体によっては空き家に関するガイドラインを設定して、一年以上居住者が現れない場合は空き家とみなすなどの行政措置がとられています。